京都で注文住宅を建てる時の知っておくべき注意点

京都で注文住宅
時代の変化に伴って、近年では自分の自宅を建てる時に素材や内装にこだわりたいという考えから注文住宅を選択する人も少なくありません。
とはいえ、京都地方では住宅の建設におけるいくつかの条件があるので注意が必要です。

今回は京都で注文住宅を建てる上で押さえておくべき注意点について解説します。

建物の景観にいくつかの制限が設けられている

京都といえば日本の中でも古き良き歴史を残す伝統の息づく街として国民はもちろんのこと、世界中の人から愛されている街です。修学旅行の定番の目的地でもあって、日本人であれば誰しもが1度は訪れたことのある場所といっても過言ではありません。
京都は仏閣や歴史的建造物が多く残っていて、これらを含めた街全体の景観を大事にしている土地でもあります。
そのため、例え注文住宅で個人の家を建設する場合であっても、街との調和が取れていないと判断されてしまうデザインは認められないこともあるので注意が必要です。
分かりやすく説明をすると、洋風のデザインは待ちの景観に合わないからダメ、京都らしい和風のデザインにしてくださいということになります。地域によっては和モダンと呼ばれるデザインであればかろうじて許可が貰えるケースもあります。
そのほかにも、屋根は瓦屋根で色はいぶし銀、塔屋などの高さは3Mなどの細かい条件が定められているため、注文住宅を作る時は事前にこれらを調べて検討することが必要です。
もしこれらの条件について調べるのが困難な場合には、注文住宅を請け負ってくれる専門の業者に任せても問題はありません。

観光名所周辺は規制が厳しくなる

京都と言えば日本でも有数の観光名所が豊富な街で、至る所に観光スポットが存在します。当然のことながら、これらの場所は1年を通して全国から多くの人が訪れるため、他の地域に比べてより注文住宅で家を作る場合の規制が厳しくなるのは否めません。
特に人気の高い祇園や四条東山、金閣寺などの仏閣が集中しているエリアは京都市内の中でも条件が厳しいことで知られています。お寺の周辺は比較的住宅が多く立ち並んでいて、古くから何代にも渡って住み続けているというケースも多く、これらの土地が売りに出されることも珍しくありません。
中には観光スポットという利便性だけで判断をして土地を購入したけれど、いざ注文住宅を建てる時に厳しい規制によって希望の家が建てられないという事例もあります。
さらにこういった規制に沿った家を作る場合に通常よりもコストが高くなってしまうこともあるので気を付けなくてはいけません。
京都での注文住宅についての規制で意外と知られていないのが、真っ白い壁がNGという規制です。
本漆喰程度なら許可は下りますが清潔感のある白壁を希望する人は事前に考慮する必要があります。

注文住宅を建てる時のポイント

京都に関わらず、注文住宅で家を建てる時に重要となるポイントが業者選びです。中にはどこに依頼をしても同じだろうと考えている人も少なくありませんが、同じ施工であっても業者によって掛かる費用は異なります。
特に京都のように和のデザインという前提での建設となると、一般的な洋風の注文住宅に比べて費用が高くなってしまうのは否めません。これは材質や外装へのこだわりという点で仕方のないことです。このような理由から、少しでも費用を抑えて家を建てるためにも複数の業者から見積もりを取って比較検討をすることが大切になります。
業者の中には京都における注文住宅の規制を利用して通常よりも高い値段を要求してくる悪質な所も存在するのが実情で、比較検討をするのはこういった業者の見極めとしても有効です。
一般的に家を建てる場合は建築の確認程度の作業で済むのに対して、京都では事前に市の建築担当者に家のデザインを見せて許可が貰えるかの相談をしなくてはいけません。
一見するとこういった規制は足枷のように感じますが、考え方を変えれば街の雰囲気を壊すような建造物が建たないことで和にこだわる生活を希望する人には最適と言えます。